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2025暑中見舞い

  • bongout7
  • 5 分前
  • 読了時間: 5分

みなさまいかがお過ごしですか?

お元気ですか?

パン食べてますか?

夏は暑くて食欲的にもパン屋はどうしても暇になるもので。

6月から暑いと暇な時期が例年以上に長くなる。

さすがにそれはヤバい。

そうだ、久しぶりに広告を打ってみよう。

地域密着で信頼の地域新聞の6月27日号に載せました。

すでに猛暑日が1週間以上続いている状態で、配布日も早朝から猛烈な暑さ。

救急車が走りまわる音が何度も聞こえてきます。

さて、お客様はどれほどいらしてくださるのか。


結果、梨の礫!

むしろ前週より一層暇でびっくりしました、、

暑さがいろんな意味で恐怖すぎる、、

身体的にも社会的にも生きていけるのか、、

いや、暑さのせいにしているが、店の魅力が無さ過ぎるか飽きられているだけなのでは、、

思い返せばあれが悪かったのでは、もっとこうすべきだったのでは、と反省すべきことばかり。


しかし翌週金曜に気温が若干下がった途端、思い出したようにご来店されるお客様が多く、やはり暑すぎるのが問題なのか。

ほっとしたような、絶望のような。

暑さは過ぎ去るのを待つしかないという教訓になった出来事でした。

気候変動問題、もう目を逸らせないとこに来てます。


グラハムクッキー、おさかなを泳がせてちょっぴりだけ夏模様。

陸海空のいきもの三役そろい踏み。



以下、お知らせいくつか。


●夏休みを取るか否か。

毎年ぐずぐず言ってるうちに秋になり、夏休まず過ぎ去るという事を繰り返しております。

今年も例に漏れずまだぐずぐず迷っております。


●ボジョレー・ヌーヴォーは今年も入荷しません。

ここ数年入荷をせずにおりますが、今年も引き続き無しです。

需要の変化と価格高騰(コロナ前比でほぼ倍の値段だったりするので)が理由です。

メルシャンもヌーヴォ―の入荷を取りやめたというニュースがありましたね。


●ブルーベリーもの(ジャムやマフィン)はもうちょい先です。

そろそろかな?とお問い合わせが増えてまいりました。

いつも八千代市産のブルーベリーを仕入れておりますが、生産者が「もうちょい待ってね~」って言っていたのでもうちょい待ってください。



店主は暑さに負けてますが、営業しておりますのでどうぞご来店よろしくお願いします。

猫もうなだれるしかない夏の始まり。





雑記


今週末は参議院選挙の投票日。

長いね17日間は。

アメリカの大統領選挙の長い選挙活動期間に比べたら屁でもないのに。

狂った主張が多すぎて気が滅入るなーなんて言ったら、耐性が無さ過ぎるとアメリカの有権者に一笑されそうです。


Xにも書いたんですが、映画「関心領域」をようやく観て、何とも言えない恐怖と背景が分からないところがあったので補足として関心領域の原作と藤原辰史著のナチスのキッチンを読みました。

原作は映画と違って収容所の中の事がナチス党員や被収容者など数名の目線で語られるように描かれていました。

とてもとても残虐な描写が満載なので映画の延長で読むと(特に寝る前)情緒が大変なことになりますのでご注意ください。

ただこれを読むと映画のラストでヘスが嘔吐するシーンの理解度が深まる気がしました。


そしてヘス婦人とあの美しい邸宅の理解度が深まるのはこの2冊。

ナチスのキッチンと合わせて読んだのは、桑原ヒサ子著ナチス機関紙「女性展望」を読む。

両方合わせて読むと、家庭に押し込められていたはずの女性がいかにナチス政権を支えていたのかが分かります。

男の領域に女が入ることを許さないナチス政権で、わきまえた女として女の領域内(家庭)で力をつけていくという強かさは最終的に男の人員が少なくなった男の領域でも発揮されていく。

その強かさは反ナチスの方向で使えなかったものか、哀しい。


多くのナチス研究本にも書かれていますが、ここにもナチスはずるいという感情をうまく使ったということが書かれています。

現在選挙期間中の参院選でも多くの党がある属性の人たちがずるしているから我らが損してるんだと公でワーワー言って煽ってますけど。


そこで今更ながらハッとしてしまいました。

キャッシュレス決済を導入してから帳簿を付ける度に「手数料高いなー、ものを作らず労力かけずにお金が入ってずるいよなあ」と思っている自分に。

これ反ユダヤとほぼ相似形。

システムを作って普及し情報を保護しつつ改良を続けるなど個人にはできないのでそれは必要経費であると頭では納得しているのだけども、

気持ちではあいつら楽してずるい。自分は損してる。

自分が嫌悪していた排外主義の入り口に立ってんじゃん。

おおおお、、こわい、、


一般の普通の生活していた女性たちの視点からナチス政権を知ることで、全く理解不能な狂気的な自分とかけ離れた世界という認識からだいぶ自分のリアルまで下りてきたという事なのでしょうか。

狂気と正気は紙一重。

という事を噛みしめつつ、誰にどこに入れようかな~

投票日に投票します~

大和田西小学校での投票後はどうぞお立ちよりくださいませ。



〆はこちら

君のものじゃないんだから自由にさせてくれよ

そうやってわたし生きてきちゃったらこう仕上がっちゃったんだよなあ、、。としみじみしてしまった曲。

この曲は恋愛を描いたんだろうけどわりと大抵のことに当てはまる気がする。

複雑な心の率直な歌詞がかっこつけすぎてなくて正直で良いですね。


 
 
 

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