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燻し燻され呑み呑まれ

  • bongout7
  • 6月16日
  • 読了時間: 4分

更新日:7月19日


湿気と暑さで息苦しい日々が始まりました。

年々生存が脅かされると感じる度合いが高まっていておそろしや、、


ちょっと前に、とある人からおつまみにと燻製ナッツをいただきました。

一口食べて、おおおこれは懐かしい味!

というのも、今は無き燻製Barを思い出したのです。

歳をとってきて夜は起きてられないから呑みに行けないし、コロナ禍でぼやぼやしているうちにいつの間にか無くなってしまっていた、あのお店のお通しは燻製ナッツでした。


ハッ!そうだ、自分で燻製してみよう。


思い立ったが吉日。

仕舞いこんでいた鉄フライパンを探し出し、燻製用チップを用意しまして、いざスモーク。

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チップは初心者に優しいとされるナラ。

クセが無く、色づきがよく、優しい香りとのこと。

燻製はクセがあってなんぼじゃいみたいな感じがしますが、慎重派なのでまずは手堅いところから。


フライパンにチップを乗せて強火で5分。

煙が沸き立って写真どころではないのでどんな様子かはご想像でどうぞ。

網に乗せたナッツをフライパンに入れ、蓋をして弱火で10分から15分。


火加減と燻しムラに格闘しながら何度も繰り返しなんとかかんとか完成。

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ナッツだけでなくわたしもめっちゃ燻されて全身から燻製香。


初心者にはチーズの燻製も良いらしいという事で。

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まるでキャラメルのようですね。


これらをカンパーニュ生地にくるんでねじってわっかにして焼いてみました。

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お酒をください。って感じの仕上がりです。

燻製と言えばやっぱウイスキー。

こう暑いとまずはハイボールでぐいぐいっといきたくなっちゃいますが、

暑いとこでアルコールをガンガン飲んだら脱水状態になって熱中症になりますから、お酒は涼しいお部屋で吞んでほしい。

だとすればウイスキーより新入荷の赤ワインをおすすめしたい。

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ドイツは西、フランスに近い地方のファルツからやってきた赤ワイン。

ラベルに書かれたレゲント プティ チエのチエはこのワインを醸造しているベルンハルト コッホというワイン醸造所で醸造責任者を務める坂田千枝さんの事。

これは千枝さんが日本市場向けに造ったレゲント100%の赤ワインです。

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色は透明度はあまりなく黒みがかった濃い目の赤紫のしっとりした感じです。


レゲントはドイツで1960年代に開発され1996年から本格的に栽培が始まったという新しい(ブドウの歴史は紀元前4000年ごろからなので)品種のブドウ。

皮は厚く実も赤いブドウなのでこのように濃い色調のフルボディのワインになっているのですが、見た目に反してタンニンはとても穏やかです。


残留糖度は9.5のやや辛口。

辛口よりは甘みをほんのりと感じます。

そのためか舌触り口当たりに丸みがあって柔らかさがあります。

フレッシュでジューシー。

わたしの印象としてはカシスジュースのようだなと。


この暑い季節ならばちょっとひんやり感じるくらいの温度で飲むのがいいです。

燻製ナッツとチーズのパンと一緒にお楽しみくださいませ。


とはいえ、燻製を入れたパンを毎日焼けるかはお約束できませんが、、

やってみたものの定番化するには仕事が多すぎる、、

じゃあなんでここに書いたんだよって感じですけれども、、

夏は暇になるのでちょっと違う事をやってみよう期間なもので、、

どうぞよろしくお願いします。



最後にお知らせをひとつ。

当店のキャッシュレス決済に利用可能なブランドが増えました。


Union Pay

WeChat Pay

Ali Pay

JKOPAY


これらは中国や台湾のPayです。

うちの店の位置では外国人観光客は皆無なので出番がほぼ無いのですが、たまーに可能なら使いたいという方がいらっしゃるのです。さあどうぞお使いください!

しかしどんどん増殖するPay。

多すぎるよ~




西日の威力が強まっている夏至前。

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明るいうちに帰れるのはちょっとうれしいな。

 
 
 

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