2月23日(祝)はいつも通り水曜の定休日です。
- bongout7
- 2022年2月21日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年9月12日
お問い合わせがちょいちょいあったので念のためお伝え申し上げますと、2月23日(祝)は水曜なので定休日です。
定休日と祝日が重なる場合に、定休日返上又は翌日に休み振替で営業するというスタイルは当店では取っておりません。
ひとりで営業しているものですからイレギュラーな営業をすると身体が付いていかないという点と、過去の統計的に祝日の営業が平日以上にお客様が多い訳ではない(逆にすごく暇な事多々)という点からそのような判断を取らせていただいております。
10年前のフレッシュな頃は定休日でも祝日ならば休み返上で営業していたこともありましたが、すっかりスレてしまって申し訳ないです。

自家製の酵母は定休日だろうが発酵し続けているのですけどね。菌は偉い!
以下雑記
私事ですが、やるべきことがたくさんあると読書に逃げる癖があり、1月はやるべきことがいっぱいだったのに20冊ほど本を読んでいました。
2月はすでに13冊読んでいる、、狂ってますね。
好きな作家のひとりに大島真寿美さんがいます。
数年前に「ピエタ」を姉に薦められ読んでからすごく好きになり、出版されている作品の8割くらい読み終えたかなというところ。
何が良いって文章のリズムがすごくいい。
台詞に「」を付けてないことが多いのが特徴的で、会話がつらつらと流れるように文章に溶け込んでいます。
それがすごく独特で語呂もよく非常に音楽的であるし、落語とか講談を聴いてる時のように耳に心地よく言葉が入ってくるのと近い感覚があって、目で文字を読んでいるのに音が気持ちいいってすごく不思議ですけど、良い。
「渦」と「結」は江戸時代の文楽に生涯をかけた人たちの粋さと関西弁のたおやかさも相乗効果で読み心地が最高。
気が付くと物語にどっぷりとのみ込まれています。
昨日読み終えた「ビターシュガー」やその前に読んだ「三月」は現代の40代前後の女性たちを描いているのですが、普通の人たちの日々葛藤する心情を丁寧に描いているし、読後はまるで夕立が去った後の足元は泥だらけでも世界が清々しい空気に入れ替わったようなそんな気持ちに(夕立って今ほぼないけど)。
エンタメ系が好きな方には全くお勧めしないけれど、語呂がいい小説をお求めの方にはとてもお勧めです。
〆は読書と相性のいい音楽を奏でますこちらの方で。
この方のレコードを持っているのですが、聴いていると不思議なくらい読書が捗ります。





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