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2022御礼

  • bongout7
  • 2022年12月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年1月4日


寒空に南天鮮やか年の暮れ。

年内31日まで営業いたします。


が、一足先のご挨拶。

2022年も当店のパンやワインをお買い求めいただきまして、誠にありがとうございました。


社会全体としてはお世辞にも素晴らしい年だったとは言えない重い暗い空気に包まれた一年でありました。

ともあれ、体は丈夫で、日常が破綻することもなく、無事に一年を生き長らえることができました。

お客様や大家さんや周りの方々へ心から感謝、そして自分の体を労う事といたします。


来年もさらに食料事情や価格高騰にやきもきするであろうことが予測されますが、続けていきたいなあ~という具合でございます。

頭と体をフルに使って頑張りますので、どうぞご贔屓によろしくお願い致します。


新年は5日(木曜日)より通常営業いたします。





雑記


映画「イーディ、83歳 はじめての山登り」を観ました。

すごくざっくりいうと、83歳のおばあちゃんが若い時に父親と登りたかった山に一念発起して挑むというストーリーです。


自然の風景がとても美しくて目の保養。

主演のSheila Hancockも皺の刻みこそが美しくて目の保養。


83歳だってやる気さえあればなんだってできる!

年寄りを馬鹿にするな!

何を始めるにも遅いことなんてないんだ!

と若くはない世代の人間に勇気をリンリン与えちゃう物語を想像していました(もちろんそういう側面はあるんだけど)。


しかし私にはこの物語は”素直に人に頼ること、頼られ受け止めることの繰り返しで人は生きているんだよ”という事を伝えているように感じました。


甘えることと頼ることは混同しがちで、

親切と憐みも混同しがちで(これは相手の心の中なので判断が難しい)、

手を差し伸べられても「一人でできるもん!」と意固地になってしまう事や、「この人には頼って迷惑をかけてはいけない」という遠慮、などはだれしも経験があると思います。


基本が疑心暗鬼の私には非常によくあることです。


なんでも一人でできるような顔して生きていて、あなたそれで良いんですか?

と真正面から問いを突き付けられたようなそんな気持ちで映画を観終えました。


という事で、来年の目標は「頼り頼られ上手な人間になる」に決定いたしました。

あと「占いを見すぎない」は何年も達成されぬままなので継続して目標といたします。



〆はこちらの〈老いる前に〉という曲で。





 
 
 

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