いちごジャムの季節です
- bongout7
- 2022年4月7日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年9月12日
今年も出来上がりました、いちごジャム。
お問い合わせいただいてもいつできるか分からないと返答しており、なんだそりゃと思っていた方も多々いらっしゃった事かと、、大変お待たせいたしました。
いつものように横芝光町ストロベリーハウスアサノさんのいちごを使用しています。
このフィルムのデザインからして感じ取れるように、おしゃれ農家さんであられます。
作業されている小屋の内装ができるほどDIYの腕も高く、
音楽の演奏にも精通しておられ、
人柄もあたたかく朗らかで、
包容力があり、
人脈も広く、
人徳があり、
という素敵なご家族によっていちごは育てらました。
だからいちごもつやつやと健康的。
ものには作った人の中身が出ちゃうよね。
と先ほどお客様に言われまして(クレームではない)、どきーーーっといたしました。
性格の悪さがパンに出ちゃうから気を付けなよという警告かしら、、と己を省みるのでした。
脱線しましたが、
そんな手塩にかけて育てられた引く手あまたのいちごをありがたく購入させていただきまして、毎年この時期にジャムにしております。(年によって時期は前後します)

仕入れました数キロのいちごは、一つ一つ丁寧に葉や傷んだ部分を除いてゆきます。
真っ赤ないちごを延々見ていると目がちかちかしてまいります。
歳でしょうか。
下処理が終わったいちごにグラニュー糖をまぶして一晩おきます。
そうすることで水分が出てまいりまして、旨味がギュッとなった果肉と共に火にかけてゆくのです。
翌日鍋で炊き、瓶詰めが終わるまでおよそ5時間。
必死だったので製造途中の写真を撮ることを完全に忘れました。

当店のいちごジャムは粒を残して炊き上げているので(大粒のいちごはある程度の大きさにカットしていますが)とろみはゆるめです。
お召し上がりの際はこぼさぬようにご注意くださいませ。
たくさん出来上がりましたが、いつもさっさと売切れております。
とてもありがたいことです。
アサノさんちの状況によりますが、あと一回仕入れに行ければ追加で仕込むこともございます。
春の味をぜひともご賞味くださいませ。
日曜月曜と連日雨が降り続いたので桜は散ってしまったかと思ってましたが、意外に持ちこたえてましたね。
おかげで定休日はじっくり桜を眺めることができました。
うちの近くの大通りから新川にかけて続く桜並木を歩いてましたら、春休み中らしき中学生くらいの男の子たちがきゃっきゃと戯れながら前を歩いてまして、
「俺ら同じクラスになると良いなあ。」「先生どんな人かなあ。」
などと期待と不安の入り混じる春らしき会話を交わしてました。
時代が変わってもそういう気持ちは変わらないんだな。
懐かしい純度の高い頃のそんな気持ち。
〆はまさにそのまま、春の歌。
この曲は2005年かー
2005年の私はというと、あちこち転々とした挙句にニートになり、やっとフリーターで社会復帰していた頃です。
フリーターよりも不安定な個人事業主にたどり着くとは知る由もないお気楽な頃です。
みなさまどうぞよき新生活シーズンを。





コメント