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カンパーニュのこと

  • bongout7
  • 2022年5月6日
  • 読了時間: 4分

さて、今回は定番商品紹介です。

当店のラインナップの中で唯一自家製の酵母を使ったパン「カンパーニュ」

小麦粉で起こした酵母を使い、あとは粉(雑穀類を含む)と水と塩だけで焼き上げた素朴な田舎パン。


自家製酵母は、イーストや生イーストと何が違うのでしょうか。


イーストや生イーストはパンの発酵に適した菌を選んで培養したものなので、パンを発酵する力が強い。


一方、自家製酵母とか自然酵母とか言われるものは、パンに適した菌だけでなく空気中や作物などについた数多の種類の菌を含んでいます。

そのためパンを発酵する力はイーストなどに比べると劣ります。

しかし、イーストには含まれない数多の菌がもたらす風味がパンの味わいを豊かにするのです。


小麦粉に水を加えて温かいところで数日置いておくとこのようにぶくぶくしてきます。

これがスターター。

当店ではこれを継ぎ継ぎしながら何年も使っています。


スターターをこのままパンの生地に使うにはちょっと発酵の力が弱すぎるので、小麦粉を加えて菌を増やして元気に。

20℃くらいのところで一晩経過しますと、このようにぷくぷくつやつやで良い香り。

これを中種としていよいよパンの本ごねへ。


カンパーニュにはライ麦やふすま、スペルト小麦、オーツ麦、アマニ、かぼちゃの種などが入っています。

ここに中種と水を加え、じっくりと手で捏ねていきます。

休ませて捏ね、休ませて捏ねを繰り返しまして、約3時間後に一次発酵の終了。

それから約1時間後に成型。

そして約1時間半から2時間後に焼成。

カンパーニュは仕込みの一番初めに取り掛かり、一番最後に焼き上がります。


断面はこちら。   

どっしりと重たく、しっとりもっちり。


1台が長さ22~23㎝、幅15㎝、高さ9㎝ほどの楕円の大きさ。

1台丸ごとかハーフの販売になります。

(開店の10時には焼き上がっていますが、完全に冷めないと切れないのでハーフでの販売は12時以降。)


自家製酵母のパンというと、酸っぱいイメージがあるようなのですが、うちは種をマメにリフレッシュして酸味の元になる菌の影響が強くなりすぎないように温度も調節し、酸味が苦手な方にもお召し上がりいたけるように仕上げています。

ずっしりと重たく噛み応えもあるパンとなっておりますので、お好みが分かれるところではありますがぜひご賞味くださいませ。




さてさて、GWど真ん中に定休日となりましたので、千葉県高校野球春季大会のクライマックスを観戦してまいりました。


野球観戦も久々だけど、天台の総合スポーツセンターに入るのも久々。

高校時代にマラソン大会で陸上競技場を走って以来25年ぶり、四半世紀ぶりとも言います。


照り付ける5月の日差し!

長タオルで即席アラブスタイルのオジサマがあっちにもこっちにもたくさん。

風にそよぐタオルが涼しげ。

今度行くときは長タオルか手ぬぐいでアラブスタイルを試すかと心にメモし、私は帽子とマスクとサングラスでがっちり顔を覆って不審者スタイルで観戦。


高校野球でプレーをしている子たちは協調性と社会性のレベルが妙に高そう。

試合前のシートノックなんてもう、、見惚れてしまうよね。

あれは曲芸か、はたまた具現化された社会の縮図か。


優勝旗を受け取る市船の選手。

優勝した市船のキャッチャーで4番打者の子がワンランク上な体のがっちり具合で貫禄がありまして、あいつは一味違う感が漂っておりました。


火曜に準決勝を観たら決勝も観たくなって、水曜は日の出前から仕込みをして8時には仕事を終わらせてまでして観に行ったという始末。

私には無かった高校時代の青春を送る高校球児のプレーは妙に惹かれて観てしまうのでした。


全国大会に出るレベルの学校の部活動の指導とか練習法とか色々闇もあるようでちょいちょいニュースになったりしますけど、、最近のサッカー部のはあまりに酷かった、、

スポーツに関わる人たちはフェアで健全であることを願うオバサンです。

甲子園も楽しみだな。


ということで、妙に惹かれて観てしまうMVで〆ます。

若いね!









 
 
 

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