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ジャム2種作りました。

  • bongout7
  • 2023年2月1日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年2月2日


1月30日をもちまして、ガレット・デ・ロワの販売が終了いたしました。

今年もたくさんの方にご注文いただき誠にありがとうございました。

ずいぶん先の事を言うのもなんですが、来年もよろしくお願いします。


ただしかし、今年はこれからいつぞや以上にバターが不足するであろうことが業者さんから指摘されています。


乳牛の餌代や燃料費の高騰、コロナ禍以降の消費減退、など他にも複数の要因が長期間にわたって酪農家さんを苦しめている現実です。

牛乳は牛という生き物がいて彼らが健康であって享受できる食品ですから、乳製品需要に応じて人間の都合が良いように欲しい時に欲しいだけ生産できるものではないのです。

という事で、来年もガレット・デ・ロワ(それどころか他のパンと焼き菓子も作れなくなる)が食べられることを願いますならば、牛乳を定期的に購入して酪農家さんを助けていきましょう。


お買い物は投票行動と同じであると言われますが、ほんとその通りで。

この世に続いてほしい物とその会社及び職に就く方々へ一票投じているんだ、という意識で買い物を心がけていきたい。

ブーメラン返しで、たくさんの方に票を投じ続けてもらえるようなパンを焼き続けねば、という自分への戒めでもあります。



さて、ジャムが2種類できました。

真冬なのに常夏なパイナップル&マンゴージャムしかないという季節感無視の異例の事態が2か月ほど続いてしまいました。


まずは、いよかんママレード。

久しぶりのママレードです。

愛媛産いよかんのジューシーな旨味をぎゅぎゅっと瓶に詰め込みました。

爽やかではじけるような柑橘の香り、程よいほろ苦み、うー瀬戸内行きたい!という感じです。


お次は、キウイジャム。

売り物にならないはね出しのキウイ救済ということで。

多少傷ものだったり若干熟れすぎくらいで売れないほどじゃないので、日本の流通厳しすぎるね。

キウイよりキウイらしいジャムに仕上がりました。

生き生きした酸味が元気になりそうで良いです。

ヨーグルトやクリームチーズなど乳製品との相性ばっちり。


当店のジャムは基本的に果物とグラニュー糖のみ(加水も無し)で作っております。

ペクチンはいちごの時だけ加えますが、他は果物自体が持っているペクチン(種の周りなどに付いている)を引き出すようにしています。

糖度は45度ほどに設定しており、低糖度のため開栓後は冷蔵庫で保存の上なるべく早めにお召し上がりいただくようお願いします。


2種類ともたくさんできておりますので、どうぞよろしくお願いします。

いちごジャムは例年通りいちご農家さんの都合待ちのため4月前後になるかと思います。

それまでに確定申告終わらせないと。





雑記


営業日は午前2~3時に起床しているものですから、当然のように定休日もそれくらいに目覚めてしまいます。

冬はそれからまた2度寝3度寝としてもまだ外が暗い。

若い時は夕方まで寝れたのになああもっと寝たい。


なにかを手放すとなにかが手に入るという事で、

代わりに朝日を浴びる喜びというものを手に入れたのでした。

そしてキンキンに冷えた朝のランニング後にいただくお汁粉の、五臓六腑に染み入るような美味しさも手に入れました。


パン屋のように体を五感を使っている仕事をしていても、外で運動をするといかに自分が体よりも頭ばかりを使っているのかがよく分かります。

なのでデスクワークをしている方々はどれほど身体を使ってないのだろうか、と勝手に心配をするのでした。


真冬の早朝の澄んだ空気に合う音楽といったらSpangle call Lilli Lineが真っ先に浮かんできます。



 
 
 

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