ブルーベリージャムとわたしなりの平和を
- bongout7
- 2023年8月10日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年6月8日
夏真っ盛り。
明け方ですら涼しくない。

つやつやに実ったブルーベリーを入手いたしました。
今年は雨が少なかったから実は小粒とのこと。

赤ワイン、シナモン、クローヴ、ナツメグとともに煮込んでジャムに仕上げています。

素材とグラニュー糖のみで勝負しているいつものジャムたちとは違ったスタイルの、スパイシーでちょっぴり大人の味わい。
フレンチトーストにかけて良し、
クリームチーズにかけても良し、
アイスクリームにかけても良し、
ぜひご賞味くださいませ。
雑記
8月は殊更に平和を願う。
小さい頃はみんながみんなそう願っているものだと、当たり前の事だと思っていたし、実際にそう教えられてきたと思う、大人になって知るのは常に争いは絶えないものであるという事実。
ここ最近、日本は新しい戦前なんて言われたり、世界的に右傾化していると言われたり、戦争や紛争も起きていて終わりが見えないし、国会議員は国会で柔軟な議論をしてないし、ありとあらゆるとこに怒りがあって、気候もおかしいし、もうちょっとみんな仲良く優しい世界になんないかなーと思って読んだのがこちら

「皆で仲良くやっていこうよ。
お願いだよ。ここで仲良くやっていけるはずさ。
必ず仲良くやっていけるはず。
誰もが、ここでしばらく生きていかなきゃならないんだ。
だから、やってみようではないか」
―ロドニー・キング(1991年にロサンゼルス警察の四人の警官から激しい暴行を受けた人物)
この言葉の引用から始まるこの本は道徳心理学の本です。
なぜ人は自分を正当化するのか
なぜ人は他人に厳しく自分に甘いのか
なぜ人々は集団化するのか
なぜ人々は政治や宗教をめぐり対立するのか
などと言う事が〈象と乗り手〉〈6つの道徳基盤〉〈ミツバチスイッチ〉などキャッチーな語句を用いて説明されています。
ふーんなるほどなるほど。
いやーみんな仲良い世界を志向するのは難しいな、、お手上げかも
しかし、右派ポピュリズムが人気を得る仕組みも理解できたし(とはいえ私は人々の恐怖や不安を掻き立て扇動し分断を促すようなやり方は好きじゃない)、
なんでこの人はこんなこと言うんだろう、、?などと相手の言葉や行動の理解が困難に思ったときに、反射的に拒絶したり攻撃的になったり感情的な行動をするのではなく、こういう心理が働いているのだなとその人の思考回路の理解をして(共感は出来なくても)、一旦冷静に考えてからにしましょうという事は出来そう。
麻生太郎の発言とか反射的に嫌悪しちゃうけどね、、
600ページほどとまあまあのボリュームで頭を使う(学のない私には)内容なので途中挫けそうになりましたが、終戦記念日に歴史を省みる事の他に違うアプローチでも人類の平和を願いたい方はぜひ一読されてはいかがでしょうか?
すぐカッとしたり泣いたり信じたりしちゃうちょろい脳みそなので(甲子園見て毎日毎試合泣ける)、Emotonlessで物事を俯瞰する知恵が必要だなあと思う今日この頃。
〆はこのようなFunkで。
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