ブルーベリージャムの季節がまためぐりめぐる
更新日:8月18日
また熊本で大きな地震が起きてしまいました。
被害に遭われたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
近辺に住む友人知人の安否確認をするものの直接できることがなく、今できることは支援団体を通して義援金を送ることですね。
早く揺れが収まり被災されているみなさまが安堵できるようになることと、真夏の震災で二次被害が増えないことを祈るばかりです。
青々とした稲が伸びたこれくらいの時期は、柴犬の首回りや背中のぎっしりと詰まった毛を連想させ、なでなでとしたくなるものです。

7月末、夏の前半。
暑さはこれから先が長いので、まだうんざりしないように心がけています。
うんざりするのはお盆明けから。
初夏といえばブルーベリーの時期。
親戚が育てたブルーベリーは今年もつやつやふっくらしてました。

鍋に赤ワインをどぼどぼ注ぎ、シナモン、クローブ、ジンジャー、ナツメグと共に煮込みます。

今年はペクチンが多いらしく、冷めたらぷるりんとしてました(毎年出来にブレがあってすみません)。

パンならばカンパーニュや大麦のパン、甘いの好きならレーズンパンもなかなか合います。
ヨーグルトやクリームチーズにも良し。
バニラやチョコのアイスにかけるのも良し。
アルコールは飛んでいるのでお子様でもお召し上がりいただけますが、味的に大人向けです。
8月もいつも通り(火曜水曜定休日)営業いたします。
お盆も営業です!
そして8月7日から千葉県のキャッシュレスキャンペーンがあります。
概要は以下よりご確認ください。
当店では対象のキャッシュレス決済のうちイオンペイ以外はすべてご利用いただけます。
なんとなくわかってきたとは思いますが、還元予定の総額に達しましたら予定されている期間内でもさっさと終了してしまいますのでお気を付けください。
キャッシュレス決済キャンペーンは物価高対策として最適解なのか?公平性は?効果はどれほどあったか具体的な数字は?などそろそろ検証が進んでいると思いたいとこですが、
八千代市が過去に行ったキャッシュレス決済還元事業実施後の結果報告は見当たりませんでした。
経済産業省は2020年のこの政策開始初期にこのような実施効果の調査結果を出していました。
なんかだいぶざっくりしている感覚的なものが多い調査だなと感じますが。
キャッシュレス決済自体が広がる前だから仕方ないのか。
埼玉県の川口市では2026年6月というごく直近で実施されたキャッシュレス決済還元キャンペーンについて書かれたものがありました。
どの地域のどの規模でやっても大体ここに書かれたことが主な論点(もっとあるけど)と思われます。
利用する前にぜひ目を通してみてください。
雑記(店に関係ない趣味の話なのでここで閉じても問題ないです)
77歳大作家が新作を発売して話題になっていましたが、わたしは25歳新人作家の2024年芥川賞受賞作品(受賞時23歳)を読んでいました。(話題の小説は2年くらい寝かしてから読みたいタイプ)

物語の内容は、歳のわりにと言ったら偏見のようでよろしくないかもしれないが、渋い。
そしてふんわり感じる育ちの良さ。
若さを垣間見れるのは、ちょっと凝りすぎかな~と個人的には感じてしまう人物のネーミングくらいかもしれない。
レストランで手に取った有名著名人の名言が添えられた紅茶のティーバッグを発端に物語が始まるわけですが、それすらも正直地味な物語の起点とも言えなくはなく、読者の心を揺さぶるようなハラハラドキドキな派手な展開は特になく、淡々と物語は進みます。
見えない部分もとても緻密に多重に描いており、後半は小さなカタルシスの畳みかけ、そして読後はじわじわと広がる穏やかな喜び。
なぜこんなに落ち着いた物語を綴ったのか。
芥川賞受賞後の著者インタビューを聞いてみるとなるほど。
「自分が生まれたのが9.11のあった年で、物心つく頃に3.11があり、不安だらけの世界で生き、文学の中でさらに不安を煽られてもいやだな。不安になりやすい人間だから文学には安心を求める。」などということを語っていました(かなり端折ってます)。
引用はこちらの動画です。
わたしの幼少期は日航機墜落、女児連続誘拐事件、身代金誘拐と銀行強盗は多発してた気がするし、思春期はバブルの崩壊、阪神大震災、地下鉄サリン事件、神戸連続児童殺傷事件、からのノストラダムスの予言がはずれ世紀をまたいでからの9.11。と振り返るとカオスな時代なのだが、ベルリンの壁崩壊やソ連崩壊からの冷戦終結という自由と希望が入り混じる空気もあったのは違うのかもしれない。
父親が牧師で教会育ちという生い立ちも影響しているのでしょう。
宗教は不安な人に安心を与えるものだから(のはずだけど、、対立も多いような、、)。
「善い言葉とはすべて演技だとしても、だからといって、そこに意味がないということではない。それは何度も訓練し、口にならしていく中で自然さを獲得し、やがてその意味が開示されるだろう。そう信じるとすれば、言葉はどれも未来へ投げかけられた祈りである。」(ゲーテはすべてを言ったより引用)
終盤のこの文章を読み終わって本を閉じ、言葉を反芻しながらフジロック3日目のライブ配信を観ていました。
画面に映っていたのは平沢進+会人。
(彼が陰謀論者なのかどうか論がここ数年ファンの間で論争になっているのは読んではいるけどわたしは通りすがりの者くらいの感じなのでここでは言及はしません)
平沢進氏がフジロックの出演数を重ねフジロッカーに認知され久しい。
画面の向こうで扇子を使った機械的にも見える動きに、アンドロイドのような感情がつかめない表情に魅入りながら、
《すべて演技だとしても 何度も訓練し 自然さを獲得 信じるとすれば 言葉は祈りである》あの文章が断片的にぽわぽわと頭に浮かんで目の前の映像とリンクし始める。
72歳の平沢氏の音楽と言葉、独特の振り付け、何十年も繰り返され、もうこれは祈り。
感じるものは安心というよりは畏怖なので、祈りよりも呪いかもしれないけれど。
まだ25歳の鈴木結生氏が70代までに約50年どんな文章でどんな物語を書き祈り続けるのか気になるところです。
さすがにわたしは死んでるけど。
〆はこちらで。



コメント