夏も冬もいつもシナモン
- bongout7
- 2023年6月8日
- 読了時間: 3分
あっという間に2023年上半期が終盤。
6月もいつも通り営業いたします。
焼き菓子のラインナップは夏メニューに切り換わりました。
湿気りやすいメレンゲは今の在庫が売り切れ次第今季終了です。
変わらず焼くのはラスク数種とチョコとくるみのクッキー、グラハムクッキー、パルメザンチーズのクッキーです。
通年商品のラスクの中でこの上半期で一番売れていたのはこちら。

シナモンラスクです。

レーズンとくるみの入ったライ麦パンを薄くスライスし、バターを塗って、シナモン濃い目のシナモンシュガーをたっぷり付け、カリカリに焼き上げました。
シナモンという香辛料は御馴染みかと思われます。
ニッキ飴とか、シナモンロールとか、八つ橋とか、チャイとか、あれとかこれとかに使われています。
シナモンというと冬場に体を温めてよいとされますが、それは血流を改善する効果があるとされているためで、夏場にエアコンのきいた部屋で手足が冷える方やむくむ方に良いですね。
また、胃腸の調子をよくする効果もあるとされているので、暑いからと冷たい物ばかり飲んだり食べたりして胃が冷え働きが弱っている方にもおすすめですね。
梅雨が夏がしんどいあなたもわたしも知恵と工夫で生きてまいりましょう。
雑記
紫陽花が麗しい今日この頃。

定休日は、久々に取引先や以前の勤め先やらを数件巡るために電車で都内をぐるぐるしておりました。
コロナ禍以降、買い出しのために車では何度か行ったものの電車は久々。
3年見ていないPASMOの在処が分からない、、から始まり、
東京メトロパスどこで買うんだっけと券売機でワタワタし、
頭に入っていたはずの地下鉄の路線図もすっかり失念してオロオロし、
渋谷の東京メトロ銀座線の改札が見つからずウロウロし、
乗り換えたと思えば逆方向。
いやはやびっくりしちゃったけどわたし完全なる田舎者。
しかしまあ、東京と言う土地はどんな辻々にもたくさん人がいるもんで。
八千代の新川沿いの遊歩道を走っている時に、見渡せる範囲(直線で100m以上はある)に人が5~6人もいれば「あら~今日は結構人が多いな」と思ってしまう感覚とは別世界である人口密度にくらくらしてしまいました。
川の水が流れるかのように延々と人が流れている様子を見ていると、ひとりひとりそれぞれのストーリーを生きている人のはずなのに、人が人で見えなくなるというか、それが都会の匿名性でいられる良さだとかつては思っていたし、だからこそ住んでいたはずなんですが。
今はそれがちょっとこわい。
匿名性は無関心と繋がっていて、それは人間を大切にしない事が根底にあるいくつもの社会問題を助長しているし、どんな問題も形を変えて必ず自分に返ってくると感じるからか、単純に年を取ったのもあるからか。
ただ、人波にうんざりしちゃう渋谷でもタワレコは良いですね~。
あそこは昔も今も何時間でもいられるワンダーランドには変わりなく。
そして試聴機でヘッドフォン付けて長々と試聴している人を見ると、
「あの人、死神かもしれないなあ」ってついつい想像してしまうわたしの癖も変わりなく。
(伊坂幸太郎著「死神の精度」「死神の浮力」参照)
匿名性でいられる街だからこそできる想像のお遊びと言えるかもしれません。
〆ははっきりしない季節にぴったりの夢見がちな感じで
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