卵やらバターやら
- bongout7
- 2023年2月23日
- 読了時間: 2分
二十四節気の雨水が過ぎ

耐えがたく感じていたこんな寒々しい景色もそろそろ見納めかと思うと、名残惜しさも沸くもので。
2月前半は青色申告作業に頭を悩ませておりました。
お金の勘定が苦手すぎて、経営も下手くそな、商売に向いていない自分を直視しないとならぬこの作業が苦行で苦行で。
お金を稼ぐことが生きがいならば帳簿を付けるのは楽しい作業なんだろうけども。
お金はないとパン屋が続けられないし生活も困るけど、パンを焼きたいのであって金稼ぎは生きがいではないからなああ。
嫌々ながらも申告が済みまして、今の私は解放感で溢れています。
しかし、もっと頭を悩ませるものがありまして。
まずは鳥インフルエンザ流行による卵の不足と価格高騰です。
卵を使わないパン生地が多いのですが、菓子パンには多く卵を使っております。
生地、カスタードクリーム、アーモンドクリーム、メロンパンの皮など。
焼菓子もほとんどの商品に卵を使っております。
そこで、とりあえずは卵の消費が一番多いたまごサンドの製造を見送らせていただきます。
それにより他は今のところ細々と製造できそうですが、今後の先行きが見通せないので卵を使った商品のご予約はお受けできない場合があります。
3月に送別の焼菓子などのご予約をいただくことがありますが、卵の入荷状況や商品のご注文の量によっては作れないと判断する場合もございます。
どうぞご了承くださいませ。
卵のみならず、なんとまあバターも不足しておりましてすでに取引先ではバターの出荷制限が始まりました。
これは2年くらいの長期的な不足状態が見込まれていますのでいやいや困ったよ。
ということで、いつもなら気温の上昇次第で終了時期が前後しているクロワッサンですが、
今季は3月末日でびしっと終了とさせていただきます。
どうかこちらもご了承いただければ幸いです。
卵もバターも無くなったらなくても作れるパンや焼菓子をひねり出して頑張りたいと思いますのでどうぞ変わらずご贔屓によろしくお願い致します。
悲しい知らせばかりで頭が重くなっちゃうね。
こういう時は明るい音楽で辛いことは忘れましょう。
軽やかにファンクで〆たいと思います。
超楽しそう。
最高だねこういう演奏。
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