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夏の白ワイン3選

  • bongout7
  • 2022年7月14日
  • 読了時間: 4分

更新日:2024年4月26日


梅雨が再来日した模様です。

明けるの早すぎるよ!とは思ったけども、戻ってこられても、、


という事で、じっとりまとわりつく湿気を吹き飛ばす爽やかな白ワインをご紹介したいと思います。


まずはチリからやってきたこちら。

モスカートジャッロというブドウを使っています。

珍しい。

まず香りが華やか。

そしてピリッと引き締まった酸味。

トロピカルフルーツ系のふくよかな果実味で飲みごたえもあり。


今日はだらしなく過ごすぞ!って言う休日の昼間に飲むと良いです。



続いてはこちら。

ドイツ産ではありますが、フランスとドイツの境目(どうやら畑は国境をまたいでいるそうです)で造られたリースリング100%のワイン。


なんと1ℓサイズという安心感。

ビールは350ml缶じゃなくて500ml缶を常備しているタイプの方に間違いなくおすすめです。


味は大味。

なんてことはありません!誓って!

りんご系のフルーティーで親しみやすい果実味。

レモンのようにすっきりとした上品な酸味。

じわじわと旨味が口の中に広がりまして、もう一杯もう一杯と後を引くこと間違いなし。

大容量ありがとうと口にしてしまう事でしょう。



最後はお昼寝ラベルが可愛いこちら。

イタリアはバジリカータのワインです。

紅茶のような芳しいアロマが特徴。

爽やかな酸味が心地よく、軽く発泡しているのでのど越しも良く、食欲もいい具合に刺激してくれます。

夏野菜をもりもり食べながらどうぞ。


どれもワインクーラーでちょうどよく冷やしておりますので、家に帰ってすぐに開けられます。

ぜひパンと共にお召し上がりくださいませ!




雑記


定休日はなんだかぼんやり過ごしてました。

雨だったしね。

ごろごろしながらよしもとばなな著書「海のふた」を読んでいました。

この一冊に出会ってから十数年もの間、何度も何度も繰り返し読んだはずなのに読むたびに新しい発見がある私的名著です。


地元の寂れた観光地の海辺で小さなかき氷屋を営んでいるまりちゃんと、大事な人を喪失し心に大きな傷を抱えたはじめちゃんが出会うひと夏のお話。


好きなシーンは多々あれど、いつも胸を掴まれる思いがするのは序盤の、まりちゃんが母親から夏の間はじめちゃんの世話をお願いされる部分。


〝「この忙しい現代社会において、よく知りもしない人のために、自分の時間を全部あけておくなんて、恐ろしいことだ」という私の気持ちが間違っていて狭量でちっぽけなものだという気が、聞いているうちにどんどんしてきたのだ。″


世の中がお金を中心に回っていて、何もかもお金に換算される事が当たり前で生きていて、自分の時間もお金に換算してしまうから、利にもならない人の世話などに時間を使うなど恐ろしく、無駄なこと。

しかし果たしてそれは幸せな事なのか?と立ち止まる瞬間なのでしょう。


そしてこのフレーズからストーリーが進むにつれ、この狭量でちっぽけと思えた考えのままでいたらたくさんの小さくて素敵な喜びを見落としてしまうのだという事をしみじみと考えさせられます。


わたしはコロナ禍で人との関わりを意図的に狭めてきた所があるので反省。


こうして海のふたを読むたびに我が身を省みては、ずれた背骨を正してもらったような気持ちになります。


が、今の世の中の経済状況が悪すぎて、お金の事を考えない日がなくないですか?

わたしだってお金の事ばかり考えないで生きたいよ!

つい怒ってしまいしたが、、それもつまりは悲しいかなお金に振り回されている、、!

狡くてお金持ちか、正直で貧乏、どっちを選びますか?って問われているようなそんな日々ですね。

選ぶ以前に社会人になってからずっと正直で貧乏なわたしです。

不器用なので、、


音楽と小説が救いだけど、これもまたお金と切り離せない部分や人もたくさんいるのも分かっていて、、

もう、お金ってなんなの、、

と悩みつつ美しい音楽を聴きながらおやすみなさい。


 
 
 

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