水出しアイスコーヒー入荷
- bongout7
- 2023年4月27日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年5月23日
十年一昔と言いますが、
食の世界もこの十年でさらに進化をしております。
スーパーではロマネスコ、ビーツ、スイスチャード、などの西洋野菜が並び、
塩麹はブームを超えてもはや定番、
アーモンドミルクやオーツミルクが牛乳の横にずらり鎮座、
ケロッグのコーンフレークよりもオートミールとグラノラが幅を利かせ、
中学生がおうちでマカロンパリジャンを焼き、
高校生が母の日にアヒージョを作る、
高校の授業で二色ゼリー(検定があった)作ってた就職氷河期世代とはレベルが違うね今の10代は。
当店でも十年前はどうにもこうにも売れなくて定番にできなかったライ麦パンの需要がジワリ上がってきて、今年から焼いているブランブレッドはリピーターも多くついたので完全に定番化しました。

ブランブレッドはこんがりトーストするとこのように表面がざっくり香ばしくて美味しいですよ。
お医者さんに白いパンじゃなくて茶色いパンを食べなさいと健康指導をされて、いやいやで茶色いパンを買って食べたけれどやっぱ白いパンじゃなきゃヤダヤダヤダモンって当店から去って行かれたお客様が本当に多くて、、力の及ばなさに悔し涙を流したこの十数年。
どうも十年前とは茶色いパンへの風向きが変わってきた感じがします(あくまでもフレッシュタウン内において)。
そしてコーヒー業界もこの十年で様々なトレンドを生み出しております。
2015年のブルーボトルコーヒー日本1号店の開店からのサードウェーブ、コメダ珈琲などの日本的な喫茶店チェーンの全国展開などが勢いよく広がり、コンビニコーヒーもすんなりと日常に取り込まれていきました。
抽出法もバラエティが豊かに。
十年前、水出しアイスコーヒーというものを御存じでしたか?
わたしは知らなかった。
今や巷ではすっかりメジャーな抽出法となりました。
地べたまで浸透しているのかは謎ですが、去年あたりから一時のブームではなく定番へ変化した様に感じます。
さて、本日より夏限定の福笑屋製水出しアイスコーヒーパックの販売を開始しました。

ここ5~6年は入荷してる夏の定番。
25℃くらいになるとアイスコーヒーが飲みたくなりますよね。
福笑屋の水出しアイスコーヒーはマンデリンの極深煎りを使っています。
一回分の豆の量がケチケチしてなく、ずっしり入っているのがいいですね。
ぐびぐび飲めて、味わいしっかり満足度高く、後味はキリリとすっきり。
そのままでも、ミルクを入れても◎
作り方は麦茶の水出しとほとんど変わりません。
水に浸けて待つだけ。それだけ。
美味しく淹れるちょっとしたポイントは店頭にてお伝えしております。
GWの寝過ごしてだらけたブランチのお供にいかがでしょうか?
GWも普通に出勤ですわいという方も朝の仕事前の景気づけにグイっと一杯おすすめです。
雑記
日の入りが遅くなったのは日々感じているのですが、日の出が早くなったのを感じられるのは定休日の二日間だけ(夜中に出勤するので)。

午前6時前。
世界はすっかり明るく。
新川沿いは鳥が多くて、
桜の木と木の間で遊ぶように飛んでいる鶯を見ては、鳥は良いなあ、と思い。
川面を撫でるように優雅に飛ぶ白鷺を見ては、鳥は良いなあ、と思い。
団体で朝食をついばんでいるオオバンを見ては、鳥は良いなあ、と思い。
人や自転車が向かってきても動じない鳩を見ては、鳥は良いなあ、と思い。
生まれ変わったら鳥になりたい気持ちが非常に高まっている今日この頃です。
春の夜に窓を開けて夜風を浴びながら聴きたいこちらで〆
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