生姜であたたかクリスマス
- bongout7
- 2022年12月14日
- 読了時間: 3分
ここ近年、冬の始まりと終わりに足がしもやけになってしまう。
あれはかゆみと痛みが騒ぐほどでもないが無視もできなく、実に厄介ですね。
さて、キャッシュレス決済キャンペーンが終了しちょっと落ち着きましたので、以前に申し上げていた通り、ジンジャーケーキに着手いたしました。
およそ1.5㎏の生姜を一心不乱にすりおろします。

手のひらがガクガクとして箸も掴めなくなるなるほど疲弊します。
生姜の繊維は強い。
渾身のすりおろし生姜をお砂糖と合わせて煮ます。

この生姜ペーストをたっぷりと入れて焼き上げるのが当店のジンジャーケーキであります。

バターは使わず菜種油を使用、牛乳と卵をたっぷり、シナモンを少々加えて軽いのにコクのあるしっとりとしたケーキになっております。
生姜のパンチが効いておりますので、どちらかというと大人が好む味です。
お子様でも生姜飴、ニッキ飴など好きな子ならば好むかな、という感じですね。
私は子供の頃から生姜飴、ニッキ飴、ハッカ飴、黒飴などがいちごやグレープなどのフルーツ系の飴より断然好きでした。
あたたかいコーヒー、紅茶、ミルク、ワインなどと共にお召し上がりください。
リング状に焼き上げたものを6等分にカットして販売します。
ホールでご入用の方は前もってご予約をお願いします。
雑記
元々涙腺がゆるい人間なのですが、ゆるさが酷く増してるなあと感じるこの年末。
先週放送のラジオ番組バラカンビートを拝聴しておりました。
リスナーからの「子供が生まれました。なにか曲をプレゼントお願いします。」というようなメッセージが読まれ、そのリスナーへ贈られた曲がStevie WonderのIsn't She Lovely。
この曲は最初に赤ちゃんの泣き声が流れてからあの優しいメロディのイントロに入ります。
イントロが聴こえた瞬間に謎にウルっとしてしまいました。
特段赤ちゃんが好きな訳でもなく、産んだ経験もないのですが。
こういう事が増えましたね。
情緒不安定も末期にきたのでしょうか。
中学生の時に映画館で観て、それから何度も観返している映画があります。
トム・ハンクス主演のフォレストガンプです。
一見、ちょっとぶっ飛んだようなフォレストの行動は、ただただ真っ直ぐに生きている結果であると感じた時に、人間の人生について、交わされる言葉のひとつひとつ、そして様々な登場人物の角度からも、深く考えさせられるお話です。
昨晩、Amazon primeで公開されていることが判明して早速観たのですが、10回以上は観ていて流れが分かっているだけに、導入部分の羽がひらひらと足元に舞い降りてくる段階ですでに涙腺がわなわなしておりました。
ちょっとさすがに涙腺を締め直したい。
泣くことはストレス解消になるという論もございますし、どうぞ皆様もこの「誰もがくそ忙しいと言われる師走」を乗り切るメンタル整え法として涙腺を緩められたらいかがでしょうか。
その際はぜひ当店のシュトーレンやジンジャーケーキをお供にどうぞ。
その優しい甘さが心身ともにあたたかくほぐしてくれることでしょう。
なんの科学的根拠もないけれど。
〆はもちろんこちら
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