ざっくりとした今後の予定
- bongout7
- 2023年10月16日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年11月4日
待ちわびた秋。
急にひんやりしたなあ~と思ったのですが、厨房の温度がさほど下がらない(ピーク時29℃)のです。
夏が暑すぎたせいで相対的に涼しく感じているだけで実は例年より暖かいのでは?
などと考え気象庁のホームページから過去の10月の平均気温を調べてみました。
気象庁ホームぺージでは1875年からのデータが公開されており、見たところ確実にじわりじわりと上昇傾向にありました。
が、ここ数年の中で今年の10月が特別に気温が高いというわけではなさそう。
(10月16日の段階では若干高いのですが、10月下旬の気温と合わせて平均を出せば去年と大きくは変わらないと思われ)
次いで千葉県のホームページも調べてみました。
千葉県のマークってクリオネぽいね。
クリオネいないけど。
グラフって視覚的にインパクト大。
見事に右肩上がり。
景気もこれくらい右肩上がりになったらいいのになー!
という事で、年々微妙に寒くなる時期がずれており、昔のように10月から一気に全て再開というわけにはいかないので少しずつ気温の様子を見ながら秋冬メニューを増やしています。
まずはメレンゲが再開しました。
こちらはプレーンのメレンゲ。

長ーく棒状に絞って焼き上げ、一口大にカットしています。
こちらはアールグレーの茶葉を混ぜて焼いた紅茶メレンゲ。

しゃくっとかじれば口いっぱいに芳しい優雅な香りが広がります。
まだカラカラな湿度ではなく湿気りやすいためご注意ください。
そして定休日明けからフロランタンの製造再開を予定してます。

クロワッサンは厨房の温度がもう一息下がれば作れるかなという状況でして、温度が下がる定休日に試しに仕込んでみたりしています。
完全再開ではなく様子見再開です。
ついでに今後の大まかな予定を。
11月、今年もボジョレーヌーヴォーは入荷しません。
11月後半、クリスマス限定のスペキュロス焼き始めます。
12月、シュトーレン販売開始します。
12月余裕があれば、ジンジャーケーキ焼きます。
12月後半、1月限定販売のガレット・デ・ロワの予約開始します。
1月三が日+数日、お正月休みいただきます。
1月、ガレット・デ・ロワご予約販売します。
このような流れで営業いたします。
雑記
また大きな争いが起きていて日々胸の痛むニュースが絶えません。
イスラエルとパレスチナの問題はとある映画を観たことから少々調べたり専門家の解説など読んだりしたことがありました。
2019年公開のこの映画です。
中東の映画かあ、コメディかあ、面白そうだし観てみるか。
くらいの感じでなんの予備知識もなく観始めました。
近代的な建物や生活家電にデジタル化もしているし、むしろインテリアやファッションはおしゃれだし、みんなテレビドラマに夢中になっていたり、さほど日本と変わらないような日常風景に見えました。
ところがその日常の風景に当たり前のように銃を持った兵士の姿があるのです。
高くて長い壁、検問所、町中、人々がたのしく食事やお茶をするカフェにもずかずか入ってくるのです。
IDカードで身分をチェックされ、気に食わないだけで銃を突きつけられて、ちょっとしたことで理不尽に暴力を受け殺されてしまう危険性と隣り合わせが日常なのか、、といちいちびっくりし、
ブラックジョークらしきものにもこれ笑っていいの?笑える状況なの?とその異常な世界に困惑。
そして過去から現在に至るイスラエルとパレスチナと周辺諸国の関係性と人々のおかれた状況を知るべきだなあといくつかの本を手に取ったのでした。
でも遠い安全地帯から情報を得ているだけですべて知れるわけはないし、とても複雑で、いまも分からないことがいっぱい。
ユーモアをもって現状を変えようというような意図がこの映画にはあったのではないかと思われますが、公開から数年後、人間は暴力に傾いてしまったんだなあと悲しい思い。
さらに彼らの憎悪を受け、SNSなどでさらに憎悪が広がって強い言葉で罵り合っているのが流れてきちゃうと、、
マイナスな感情のふくらみと伝播の速さ恐るべし、、
みなさまにおかれましてはそのような暗い感情にのみ込まれぬように心穏やかに生きて戦争には抗ってまいりましょう。
という事で、野の花を愛でて〆ます。


秋桜を見るとどうしてもさだまさしの声が頭をぐるぐると。
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